カリーとコーヒーの店 ぽから

おいしさこだわり

ぽからのカレーについて

ぽからの基本カレーベースは、

  1. 和牛カルビ肉を、たっぷりの赤ワインと香味野菜で2日かけてじっくりと煮込みます。
  2. 10kg以上の玉葱を丸1日かけて炒め、小麦粉,バター,独自にブレンドしたカレー粉などを加えてカレールーを作ります。
  3. ①②に、日本人に馴染みのある昆布やカツオ節などからとった和風のだしを合わせ、数時間煮込んで完成します。

下準備を含めると、完成するまで3~4日かかります。日本人に親しみのあるカレーで、毎日でも食べたくなるようなカレー、毎日でも食べられるカレー。家庭で作るカレーではなく、専門的なカレーであって、個性の強過ぎないカレーを目指して作っています。ですから、お子様でも比較的食べやすいカレーで、辛いのが苦手な方には多少の辛さ調節が出来ますので、お気軽にお越しください。

 

スパイスは主にインド食材を取り扱う神戸にある会社から取り寄せており、ぽからのカレー作りでは食材への香り付け,色付け,臭み消しなど随所にスパイスやハーブを使用しています。特に、カレーを提供する直前に振り掛ける「香りのガラムマサラ」は、数種類のホールスパイスを乾煎りし、ミルで挽いてパウダーにしたもので、食欲をそそる香りを演出させています。また、辛さを調節するための「辛さのガラムマサラ」は辛み成分を持つスパイスを独自に配合し、お客様の辛さの好みに対応しています。

店名『ぽから』について

『ぽから』はネパールの首都カトマンドゥより西へ200kmに位置する町の名前です。
私が20代後半に沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んで旅に憧れ、当時の職場を退職し、外国へ一人旅に出た先がネパールでした。飛行機でカトマンドゥの空港に到着した私は、これからどうして良いのか全く分からずに不安な気持ちで一杯でした。そうした感じを察してくださったのか?同じ飛行機だったある日本人の方に声を掛けられ、その方と行動を共にすることとなりました。その方は以前に1年間以上も海外を旅した経験のある方で、買い物をする際の値段交渉のしかた、食事をする際のメニュー見かたや注文のしかたなど、多くのことを学ばせて頂きました。そして、何よりその方の旅の話を聞くのが面白かったです。
その方とカトマンドゥで数日間行動を共にした後、私が独りで向かった先が『ぽから』でした。『ぽから』では、ヒマラヤがより近くに望めるという小高い丘に1日かけて登ったり、フェワ湖でボートに乗ったり、現地で知り合った日本人の方と郊外のベグナス湖に行って泳いだり、自転車を借りて郊外までサイクリングしたり、予定や時間に縛られない時間を過ごすうちに、人生もっと肩の力を抜いて気楽に生きてもいいんじゃないか?もっと人生を楽しんでもいいんじゃないか?という気持ちになりました。ある晩、食事をするために食堂に入ると、メニューにカツ丼があったので注文してみました。料理が出てきたのはなんと1時間半後でした。(笑)こういうこともアリだなと思いました。(ちなみにカツ丼の出来栄えは可もなく不可もなくという感じでした。)
旅を通じて、世界には様々な人がいて、様々な考えや習慣を持った人がいる。日本の常識にあてはめて物事を判断してはいけない。物事を狭い範囲でしか考えられないことはとても怖いことだなと思いました。この旅は、私にとって何物にも代え難い貴重な経験だったと思います。大袈裟に言うならば、この旅に出ていなければ、現在カレー屋を始めていなかったと思います。ですから、私にとって印象深く、今後の私の人生において少し気持ちにゆとりを持たせてくれた、そんな『ぽから』の町を店名にしました。

店主

開店までの経緯

決断

カレー店を始めたいと決断し、当時勤めていた会社を退職

決断

カレー専門店、インド料理店、洋食店などカレーを提供する店はたくさんありますが、とにかく他店のカレーが知りたいということで、まずは広島市内のカレー専門店から食べ歩きを始め、広島県内、山口県や岡山県など近県のカレー店や洋食店を食べ歩きました。また、カレーと言えば“インドだろ!”ということで、見聞を広めるために、とりあえずインドへも行ってみました。(インドは単純に旅してみたかったという理由の方が圧倒的に大きかったですが・・・)現地では一般の人々が普段食事をするような食堂で食べていましたので、日本のインド料理店のカレーとはまた違った感じのカレー・・・?というか、カレーという一言で説明できるものではなく、様々なスパイスを使った様々な料理で、私自身のカレーに対する概念が広がったように思います。インドから戻っても何かモヤモヤした気持ちがあり、車で広島を出発し、島根から日本海沿いに北上し、北海道の宗谷岬で折り返し、帰りは太平洋沿いを南下するというルートで、通りがかった町のカレー店や名所に立ち寄りながら

旅をしました。札幌ではスープカレーを食べ、東京では雑誌に載っているカレーの名店に行き、横浜ではカレーミュージアムにも行きました。名古屋や京都でも気になるお店に立ち寄りました。ただ、昼時にカレー店2軒をハシゴしたときは結構キツイ時もありましたが・・・


経験
退職後、しばらくは無職でカレー店巡りをしていましたが、実際にカレー店で働き、経験を積みたいということで以前から広島市内のカレー店数件に求人の問い合わせをしていたところ、曜日限定のアルバイトで良かったら働きませんか?と声を掛けて頂きました。しかも、ほぼ同時期に異なる2店からでしたが、それぞれの出勤曜日が重ならなかったため、広島では老舗のカレー専門店とインド料理店の両店を掛け持ちして働くことにしました。カレーを提供するという共通点はあるものの、異なった形態の店だったため、両方の経験が積めることは幸いでしたが、アルバイトということで時間や出勤曜日に制限があるため、責任あるポジションには就くことは難しかったと思います。
一方、妻は私とは違うインド料理店でのアルバイトとコーヒーショップでのアルバイトを掛け持ちし、
夫婦ふたりの目標に向かって経験を積んでいました。

探求
休日は主にカレーの試作を行いました。当初、カレー専門店というからには家庭で食べられるようなカレーであってはならない。どこの店に行っても食べられないカレーを作りたいという思いがあり、より個性的なカレーを目指して作っていました。食材を贅沢に使用し、手間暇を掛けて作れば美味しいカレーが出来ると思っていました。
しかし、専門的な料理の基礎が無く、料理センスの乏しい私のカレー作りはそんなに単純にはいかなかったのです。失敗の連続・連続・連続・・・毎週のようにカレーを作っていましたが、自分がおいしいと思えるカレーが出来なかったのです。たまに比較的おいしいと思えるカレーが出来たとしても、次にまた同じカレーを作るとおいしいとは思えない、というようなことが何度もありました。同じ事の繰り返しで、落ち込むこともありましたが、「おいしいカレーできるよ!」という妻の言葉で何度も救われました。
カレー作りに関して、玉葱の炒め方、スープの取り方、スパイスの種類や使い方、インド料理店に勤務していたこともあり、インド料理のカレー作りの手法を取り入れてみたり、とにかく様々な方法を試してみました。また、カレーに関する本を買い漁り、カレーに関する情報番組があれば録画し、カレーの新店が出来れば食べに出掛けるといった日々が数年間続きました。しかし、結局は自分の作りたいカレー、お客さんに食べてもらいたいカレーというものが明確ではなく、ただ闇雲にカレーを作っていただけでした。
自分の作りたいカレーとはどんなカレーなのかを考えた時、インド料理にはインド料理の手法があり、そこで働くシェフ達は幼い頃からスパイスと身近に接してきた食文化があり、使う種類や形状やタイミングなど日本人には簡単に真似できるものではないと感じることがありました。一方、日本には固形のカレールーという優れものが市販されているため、カレーは日本の食生活に深く浸透し、比較的に誰でも簡単に作れ、しかも美味しく出来ます。そんな日本のカレー食文化はイギリスから日本へカレー粉が入ってきたことが始まりであると言われており、いわゆる欧風カレーです。そこで日本人である私は日本のカレー食文化に沿ったカレーを作るのが自然であると思い始め、日本人に親しみのあるカレーであって、毎日でも食べたくなるようなカレー、且つ毎日食べられるカレー。家庭では食べられない専門的なカレーであって、個性の強過ぎない(マニアック過ぎない)カレーというものをイメージし、試作を重ねるようになりました。
 具体的には、基本のベースはビーフカレーとし、肉は和牛にこだわろうと思いました。そして、具材としての肉は、直前にソテーしてカレーソースに加えるのではなく、私の好みでもある柔らかく煮込んだ肉にする。玉葱など主要な食材は出来るだけ国産のものを使用するように努め、脂や塩分も出来るだけひかえめにすることなど、少しずつ自分の作りたいカレーを具体化していきました。

準備
 店を始める上で我々夫婦の中の大前提として、基本的に夫婦2人で店を運営していくということでした。市内の中心地や繁華街に店舗を構えることは、家賃が高いこと、混雑時に二人では対応しきれないこと、食材の調達が不便なこと、など条件的に難しいと感じていました。そこで、比較的土地勘のある市内近郊、郊外という場所の方が良いのではないかと判断し、物件の広さ、家賃の上限額、駐車場があること、近くにスーパー・ホームセンター・ドラッグストア等があることなど、我々の希望する条件にも当てはまる物件を探し始めました。しかし、不動産会社に全く知り合いやコネもない我々夫婦はただひたすら不動産会社を廻って物件情報を得るか、実際に候補となる地域に足を運んで空き物件を探すしかありませんでしたので、物件探しはなかなか前に進みませんでした。そうして半年以上物件探しを行っていた頃、インターネットの不動産情報を基に物件を見に行った際、その物件の近くで見つけたのが今の場所でした。その後、某食品卸会社に飲食店開業をサポートする部署があるのを知り、相談したところ、店舗内装業者の方を紹介して頂きました。また、当時我々夫婦が住んでいた近所にご夫婦で営まれている食堂があり、そのご夫婦に開業時の話を伺い、その時お世話になった業者の方も紹介して頂きました。それからは物件契約、店舗改装、厨房器機・備品の購入、仕入業者の決定など開業に向けての準備が加速していきました。

ぽからのお米は

広島県庄原市「たかのふれあい農場」より、庄原市和南原産のコシヒカリ100%『たかのむすめ』を使用しています。お米の旨さを科学的な根拠に基づいて数値化した“食味値”が80ポイント以上のお米で、コシがあり甘みの強いお米です。電話注文した当日に精米して頂き、翌日届けて頂くようにしていますので、ぽからではあまり在庫を持たず、小まめに注文して精米したてのお米を提供出来るよう心掛けています。ですから、ぽからではお米の美味しさも味わって頂きたく、あえてご飯にターメリックやサフランで色付けせずに白米で提供しています。
店内でもお米『たかのむすめ2kg ¥1200』の販売を行っています。また、当店にご注文頂ければ、ご自宅への配達も可能です。贈り物としても喜ばれていますので、是非ご利用ください。

店内のテーブルについて

開業の準備を進めていく中で、店内の雰囲気は木を基調とした感じが良いということで夫婦の意見は一致していました。しかし、具体的なイメージ出来ておらず、広島市内の家具店を見て廻っていた時、
ミヤカグ』(有)宮本家具工業所(広島市佐伯区利松3-5-19)でパイン材を使った素朴で温かみのあるテーブルがとても気に入り、是非店舗で使いたいと思いました。
テーブルの大きさや配置については、金銭的な問題もありましたが、我々夫婦の気に入ったテーブルなら、広くゆったりと使って頂きたい、居心地の良い空間にしたいという思いから、カウンター席を設けないで、広めのテーブルを配置しました。
パイン無垢材の温かみ、心地良い手触りを是非確かめに来てください。

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おいしさこだわり

所在地

広島市廿日市市宮内4314-1
「六本松団地入口」交差点そば(ブラッセ宮内近く)

営業時間

11:00~20:00

定休日

毎週水曜日、第一火曜日

駐車場

4台(店舗の表側2台、裏側2台)

電話・FAX

0829-38-7290

※返答に2,3日いただく場合もございます。あらかじめご了承下さい。
  ※メールでのメニューのご注文は受け付けておりません。

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